20061029

ヤバいもん観た

 しかしハロウィンハロウィンって、毎年こんなだったっけ?少なくとも俺たちが小さい頃は、まだまだマイナーな行事だったと思うけど。馴染みないな〜。とかブツブツ言いたい年頃です。
 正直に言いますと、知らないからオモシロくないんですね。すいません。なんか「フ〜ン…」って感じで横目で見てしまうんだね〜。乗り遅れたと言いますか。

 そんな今日この頃。刺激の多い毎日です。先日はゲントウキのイトケンからのお誘いで、セカイイチのDrヨシザワ君と三人でセッション。当然家ではドラム叩いたりアンプ鳴らしたり出来ないもんで、時間があったもん同士でスタジオをシェアして遊んだというノリです。バンドのメンバー以外とセッションすることなんて滅多にないもんで、楽しい。初めて友達とスタジオ入った時の感じを思い出した。

 翌日、wanicoffを観に青山へ。対バンのシガキマサキ君が素晴らしかった。気持ちのい〜いライブ観た。このバンドのメンバーもまた良くて。リズム隊が女の子だったんだけど、やっぱ女性コーラスは良いね。コーラス専門の人じゃなくて、バンドのメンバーがたまたま女性で、そのメンバーがコーラスをやってて、さらに上手いって言うね。このバランスがね。
 wanicoffは久々でしたが、何気に半分以上曲覚えてたよ。ファンか。で、この日発売のdemoCDを楽しみにしてたんだけど、完売でした。ファンだね。
 ここではイトケンやドラマー森君やビアンコネロ、ゲントウキ田中君、フラバルスやってるケイシロー君など、色んな人が色んなバンド観に来てて色々話せたし、色々繋がってたりして色々楽しかった。帰りにイトケン&森君と飲みに行ったら、居酒屋でワッフルズのジョナに会った。沢山の人に会ったけど、帰りは一人でした。

 翌日、ってか今日。ってかもう昨日。はレコーディングの続き。ストリングスをダビングしてそのままMIXに突入ということで、夕方5時からMIX確認の9時までぽっかり空いた!
 と言うわけで行って来ました、デキシード・ザ・エモンズ「ズバリ!ラストライブ!!」@日比谷野外音楽堂!これはwanicoff木村さんからのお誘い。こんなドンピシャで時間が空くとは!
 スタジオから15分程で野音に着いた。実は初デキシーが解散ライブということになってしまった。同じ時代、同じ国に生きていてそれがどんだけ勿体ないことをして来たかと言うことをこのあと散々思い知らされる。
 圧倒的なライブパフォーマンス!アベ・ジュリーさんが「世界最高のロックトライアングル!」と叫んだことはまったくシャレにならない。マジだ。生ロックスターのライブを観てしまった。16年間の活動の全てが集約したこのライブのエモーションは、最後の一日、ほんの3時間だけだけど立ち会うことが出来た俺にまでガンガン伝わって来た。カッケ〜!ずっと観て来たファンはなおさらでしょう。客電が点き、終了のアナウンスが入っても帰ろうとせず鳴り止まない拍手がそれを物語っていた。

 そんな帰ろうとしないお客さんの中から木村さんを見つけて合流。丸尾さんもいる。3日連続で顔を合わせるイトケンも。みんな完全にファンの顔だ。俺なんて最後の3時間でファンになった最も愚か者だ。しかし感動を共有したあとの会話はキラキラしてていい。俺たちもこんな感じでお客さんを帰したいと思った。
 
 爆音のロックシャワーを3時間浴び続けた体で、バラードのMIXの判断は出来まいと、スタジオに戻ってからは極力大人しくしてました。

20061024

六年生になりました

 本日10月24日でデビュー5周年を迎えました!たかが5年、されど5年、この5年間という時間をどう感じるかは個人差があると思うけど、俺たちにとってはもの凄く濃い〜い時間でした。沢山の人に出会って、支えられてここまでやってこれたのは言うまでもありません。本当にありがとうございます!
 この5年間を振り返ったら色々思い出すし、感傷に浸ろうと思えばそりゃすぐにそういったモードにもなれるけど、まぁ、何かゴールしたとか、やり遂げたとか、そういった事ではないのでね。まだ全てが途中経過。でもとにかく節目を迎えたので、これからも頑張るゾと帯を締め直すにはとてもいい機会です。応援してくれる皆さんや、スタッフの皆さんに改めてお礼を言えるチャンスでもあります。今日は何度も言いそうな気がするけど、本当にありがとうございます!

 そんな節目の日だったんですが、先日のレコーディングの続きをしてました。今日はイトシュンの歌とコーラス録り。コーラスと言っても、メインボーカルに沿ってハモるタイプや、メインボーカルの後ろで「ウー」とか「アー」言ってるタイプとか色々あるんだけど、今日は迷いました。前者のタイプで何パターンか試し、ある完成形が見えてきたところで「そもそもウーアーの方がいいんじゃないか説」が浮上し、録り直す。『ウーアー』のラインも行ったり来たり紆余曲折しながらようやく完成!人間いい加減なもんで、ゴールが見えて来ると、細かいとことか気にならなくなってくるのね。

 さあ終わったというところで、マネージャーの平田さんが突然スタジオの照明をパチパチと消しまくる。また平田さんのイタズラか?と思ったらBMGのスタッフがケーキを持って入って来ると言うサプライズ!ケーキには5本のロウソク。全く予想してなかったのでびっくりしましたが、いくつになっても嬉しいもんですね、こういうの。このためにわざわざスタジオに来てくれたスタッフもいて、一同感動。本当にありがとうございます!(3回目)

 結局デビューした2001年の10月24日以来、毎年この日はメンバーそろって迎えることが出来てます。2001年は、原宿RUIDOでデビュー記念ワンマン、2002年、2003年は、近いスタッフと飲み会、2004年は、23日がレコーディング中で、日が明けて24日にもつれ込む。アルバム『NICE BEAT』が完成した夜でした。その日の昼には大阪で学祭に出てた。2005年は、神戸でのライブの戻り日。殆どを車の中で過ごしたという一番地味な年。そして今年と。



 さ、六年生らしくパリッと頑張っていくんで、引き続き宜しくね!
 本当にありがとうございます!




 明日25日は、イトシュンと白井が北海道にお邪魔します。ご無沙汰してますがどうぞ宜しく。翌26日、東京に帰って来てからもいくつかラジオの公開生放送などありますので、宜しくね〜。

▽10/25(水)AIR-G"「La Vita Vivace」
※生放送 15時半頃出演
▽10/25(水)FM NORTH WAVE「REQUEST MASTER」
※生放送 17時過ぎ出演
▽10/26(木)TOKYO FM 「マジカルダッシュ」
※生放送 19時過ぎ出演 スペイン坂stより
▽10/26(木)FM富士「RADICAL LEAGUE」
※生放送 22時頃出演 代々木Vivid stより

20061023

読んでみたくなるタイトル

 って、なかなかむずかしいですよね。いつもそれなりに悩むところです。今日のはなかなか読んでみたくなると思うんだけど。

 昨日はレコーディングでした。またまたカバー的なものを録ってまして、俺はアコギでしたが、コレまたむずかしくて!時間かかっちゃいました。山弦のライブを観たあとだったんで、軽く勘違いした様です。あのジャッキー映画観たあとのアレね。

 ま、とりあえず眠いんで報告だけ。追記したくなったらします。では、ジャンプ読んで寝ます。

20061021

あれから一万千百十一キロメートル

 今日のラジオはBayfm本社ビルからの放送だったので、すっかり調子の良くなった愛車で千葉まで行くことにした。しかし今日は初っぱなから気が抜けない。なんせ昨日ブレーキパッドを交換して帰って来て、駐車場に停めた時点でメータが"088884(km)"だったから、あと4kmでゾロ目!4kmっつったらもうソッコーだよ。ブーンって走ってたらすぐ4km。しかもこのゾロ目を視認するのって意外と難しいんだ。なにしろ運転してるわけだから、脳は無意識にかなりの情報を処理してる。おまけに俺は同時に色んな事を考えられないタイプの典型だから、4km前に「あと4km!」って意識しても6kmのとこで思い出してガックシってことはよくある。まぁ、そこそこのキリ番は見逃しても仕方ないけど、ゾロ目はなんとしても見たい!そして写真におさめたい。

 何を隠そう、去年の4月30日に"77777"の撮影に奇跡的に成功しているので(この時も案の定すっかり忘れてて、思い出して「やっちゃった〜!」と思って見た瞬間が"77777"だった)、今回も成功させたいのだ。
 今回は入念な計画が必要だった。家は高速の乗り口に近いので、そのまま行ったらゾロ目の前に高速に乗ってしまうかもしれない。高速に乗ってしまったら、撮影は愚か視認だって危うい。というわけで、丁度給油のタイミングだったのでちょっと遠回りしてガソリンスタンドに寄り(一時期に比べればだいぶ安くなったよね〜)、それからさらに車の通りの少ないルート(いざというとき路肩に停車出来そうな道)を通っていった。しかしそれでも思ったよりメーターは進まず焦る。しかしゾロ目の神様は俺を見捨てなかった。高速に乗る前の最後の信号が赤で止まったところで"88888"!やった〜!すぐさま車に乗った時にすでに用意してあったデジカメで激写(暗かったのでリハーサル済み)。しかもこれもゾロ目の神様のいたずらか、"77777"をゲットした場所にかなり近く、丁度反対車線に位置する場所でした。

 このあとウキウキで高速に乗り、ドキドキで初ETCゲートを通過し、ノロノロの大渋滞に巻き込まれ、イライラする事になるのでした。



 ラジオはキンモクセイがこの番組最多出演という事で、「最多記録更新中」というテーマでした。俺は「タバコやめて半年経ちました」と「デジカメの写真が1万枚を超えました」って話。イトシュンは「昔5日間お風呂に入らなかった事がある」という生々しい話でした。
 写真はBayfm本社ビルの防犯カメラに写る怪しい人たち。今日はイトシュンとボーダーがかぶりました。

20061020

bayfm 「JAM PUNCH」

 九州キャンペーン帰りのイトシュンと合流しまして、bayfm 「JAM PUNCH」という番組に出演します。この後20時くらいの出演です。

▽10/20(金)bayfm 「JAM PUNCH」
※生放送 20時頃出演

http://www.bayfm.co.jp/

宣告

 以前ETCを取り付けに行った時に各所を点検してもらった結果、ブレーキパットがギリギリだと。保ってあと1,000kmと宣告された。それ過ぎたら知らないよと。あの世行っちゃう世と。どうりで、ブレーキ踏むと古いママチャリみたいにキーキー言うと思った世。
 と言いつつ、友人であるスーパーエンジニアKKの、宣告と同時にすでに部品を発注済みというニクい段取りにより、本日車の「命綱」であるブレーキパッドを交換してきました〜!ビビりの俺は宣告されて家に帰ってから、再び取り付けに舞い戻るまでの数日、1mmたりとも走りませんでした。

 そして古いブレーキパッドを外してみてビックリ。薄っ!発掘された奈良時代の何かみたい。そして新品と比べてさらにびっくり。黒い何か。まるで発掘された奈良時代の何かを復元した何かみたい。これが俺の命を握ってるのか。しかしこうしてみると古いヤツがいかに減ってた事がわかる。どんだけ止まろうとしたんだよ俺は。いやいや恐ろしいですね。
 持ってるのはKK。働く男の手です。古いブレーキパッドは、走って来たばかりでかなり熱くなってたんだけど、彼は余裕で持ってます。彼がいなければ、俺の車はとっくの昔に廃車になっていたでしょう。ありがとうKK!今日お金払い忘れたけどありがと〜う!

20061019

14th Single『さよならの表情』発売

 インフォメーションです。
 もう昨日になりますが、5周年記念公式シングル第14弾『さよならの表情』が発売されました。「シンプルなワンテーマをどこまで曲に込められるか」という感じで作りました。伊藤がこの曲のモチーフを持って来た時、真っ赤な夕日が目に浮かびました。アレンジは、全編メンバーによるコーラス炸裂で、カラオケVer.を聴くのも楽しいよ。

 よりいっそう楽しむために歌のパートを説明しましょう。せっかく声いっぱい入ってるからね。
 まずイントロは、メインが伊藤。コーラスは途中入れ替わる部分はあるものの、基本的に上から張替(以下ハリ)、後藤、俺(以下自ら佐々木と表記します)、白井ってな感じになってます。この部分はかなりのテイクを録りましたね〜。で、一番良かったのが(味があるのが)アレです(笑)
 Aメロは伊藤の主メロに対して、ハリが初っぱなから上でハモってます。このメインの歌は伊藤とハリが一本のマイクで歌ってまして、いわばツインボーカル的な感じで録ってます。
 で、ここから説明が複雑になってきそうな予感がしますが、"よりいっそう楽しむために"多少押し付け気味に説明します。Bメロはハリが休みで、メインが伊藤一人になります。以降のコーラス隊は、基本的に伊藤、後藤、佐々木の3人でやってます。「ずっと〜」は、上から後藤、伊藤、佐々木。「ルラリラリラ〜」は、上から佐々木、後藤、伊藤。サビ直前の「ウ〜ウ〜ウ〜ウ〜」は、上から伊藤、後藤、佐々木。
 サビも伊藤とハリで一本のマイクで基本はユニゾンしていますが、言葉尻でハリが下ハモに行ったしています。一本のマイクで録ってるという事は、後で伊藤とハリの音量を調節出来ないわけですが、ハリがマイクとの距離を微妙に変えながら歌ってるので、ちゃんとAメロのハモはハモらしく、サビのユニゾンはユニゾンらしい音量になってるんですね〜。コーラスは、Bメロの終わりと同じく、上から伊藤、後藤、佐々木です。
 2番も殆ど一緒ですが、Aメロの「どこにいるのですか〜」ってヤツは上から後藤、佐々木の2声です。
 わかったかな?ま、メンバーの顔と名前が一致する人はコレ読んで聴いてみて下さい。iTunesを持ってる人は、サウンドエンハンサーを最大にして聴くとより分離して聴こえるから、こういうときオモシロいよ。


 カップリングの『真っ赤な林檎にお願い』は、3rdシングルの候補曲でしたから、長らくお蔵入りだった曲です。しかし、手つかずでお蔵入りにもかかわらず、メンバーから忘れられる事がなかったという非常に珍しい曲で、今年3月のワンマンのために数年越しでアレンジに取りかかることが出来ました。
 タイトルからも伺えるように、ズバリ『タイムマシンにおねがい』へのオマージュです。ようやく手をつけたと思ったら、なんとサディスティック・ミカ・バンド再結成。勝手ながら縁を感じました。
 ちなみにコーラスは俺一人なので、カラオケVer.が恥ずかしいです。イトシュンの声と混ざって成り立つように歌ってるからね!

 このシングルまだ聴いてないという方は、オフィシャルサイト『もやし祭』でPVがフル視聴出来ます。この機会にどうぞ。

http://www.kinmokusei.jp/


 そしてライブ。追加公演の詳細出ました。残りの名古屋、大阪に続いてぜひ聴きに来て!

●キンモクセイワンマンライブ
新年ライブ初め〜おめでとう、など!〜
▽2007年1月7日(日)
▽恵比寿LIQUIDROOM
▽OPEN16:30/START17:00
▽チケット代:前売り4,000/当日4,500 ※整理番号、立見、D代別
▽一般発売:11/18(土)〜
・チケットぴあ
・ローソンチケット
・e+
・エキサイトチケット
▽お問い合わせ:ホットスタッフプロモーション03-5720-9999
<チケット FC優先アリ!>
お楽しみ会会員の皆さまには、10/17付けでFC優先のハガキを発送致します。

新狼牙風風拳!

 『山弦(小倉博和+佐橋佳幸)の十五周年、中年漂流記〜急流、濁流、乗ってケ漂流』を観に、先日我々もライブを行った渋谷AXに行ってきました。佐橋さんにサウンドプロデュースをしてもらった繋がりで、ゲントウキのイトケンと。
 いや、もうヤムチャどころの話じゃないですわ。俺もうチャオズ、いや、ウーロンでいいです。日本最高峰のギタープレイを、偶然とはいえ2階席のど真ん中というかなり贅沢な場所でたっぷり堪能させてもらっちゃいましたから。それはそれは目を見張るものがありました。
 ステージはアコギがズラリ。上手と下手にそれぞれ10本くらいずつある。圧巻。この、ステージに楽器ズラリ、俺たちもいつかやってみたいと思ってたけど、やっぱりいい眺め〜。佐橋さんスイマセン、いつか真似するかもしれません。
 前半は山弦のお二人でノンストップで数曲。もう一曲目から惹き込まれまくりです。始まったばっかなのに!途中からサポートメンバーが一人一曲ずつ絡んで来て、ギター二本とはまた違うアンサンブルが生まれる。小休憩をはさんでバンドセットへ。
 キーボードは大ファンの斉藤裕太さん!以前キンモクセイのレコーディングで弾いてもらった事がある。このバンドがまた凄くて。テクニック的な部分ももちろんそうなんですが、ポピュラリティにあふれていて、お二人を中心に奏でられる音によって、ワクワク、ドキドキ、ウキウキ、ウルウル、ホロホロ、ピロピロって、素直に感情を揺り動かされる。ピロピロ?純粋に音楽を楽しむという至福の時間でした。

 う〜ん、とここまで書いて、もうこのライブのレポやめます。いや、本当に感動してしまったから。俺の文章力で伝えるのはちょっと無理。中途半端に描写しない方がいいと思う。終わってからイトケンとも「凄かったな〜」ばっかだったし。それしか言いようがない。あ、「インストのライブを2時間近く観た後味では無いね」という話はした。「歌ものを聴いてたかのような感じだね」と。しかもお二人の絶妙なトークも相まって、あっという間の印象でした。
 
 終演後、楽屋にご挨拶に行くと「キンモクセイとゲントウキが同時に来たぞ」とあたたかく迎えて頂きました。実は僭越ながら佐橋さんと同じギターをモニターさせてもらっていて、ちょっとしたコツなんかを聞いたりなんかして、和気あいあいと話して下さるもんで、調子に乗らない様に必死でした。斉藤裕太さんにも久しぶりにお会い出来て、楽屋では緊張しっぱなしでした。
 とにかく凄い凄かった。

 帰りは明大前に移動して、イトケンとバンドマンならではの深〜〜い話。うん、うん!わかるわ〜!ってね。七味とソースで乾杯!

20061018

狼牙風風拳!


 今日は次のリリースに向けた打ち合わせでした。イトシュンが数曲作って来たんだけど、どれもとても素敵な曲。やっぱり良い曲作るよな〜と、恒例のバンド内自画自賛。でも赤の他人だったとしても感想は同じでしょう。だからしょうがない。
 しかし、スタッフとイトシュンは、更なる段階を目指して意見を交わし合う。え?この時点でもう最高じゃないか。もっといい曲作っちゃうの?俺はもうドラゴンボールで言うとヤムチャ的な気分でした。

 しかしコレは戦線離脱という意味じゃぁありません。ヤムチャの名台詞「ちくしょう!!俺はやらねえぞ!!見物だけだからな!!」という事ではなく、「白井にしても、ハリにしても後藤にしても、ナイスな連中と巡り会った。ここで俺は俺のやるべき事をせいいっぱいやろう。」と、再確認したのでした。むしろまたもや清々しい気持ちになったのでした。(写真は『清々しい』イメージ)

 で、また別口でこないだ後藤がウチに来て作ったデモも聴かせたところ反応は上々。コレはコレでもっと煮詰める余地満載。慌ただしくなってきました。
 
 打ち合わせの後は、みんなでビデオコメントを数本、イトシュンと二人でラジオコメントを大量に録る。久々のこのコンビでのコメント録りは、息が合ってたのかどうか良くわからないけど、良い調子で終了。新曲のリリースプラス5周年の感謝の気持ちをしっかりお届けしました。

 仕事終わりで、世田谷にある行きつけのダイニングバーへ。今度後藤がグランドカラーストーン中野君の弾き語りライブにゲスト出演するというのでその打ち合わせに乱入。この中野君もプラスのオーラ出しまくりの人間でして、『気さくな人』っていうのはホントこの人の為にあるような言葉。と、言っても過言ではないくらい、一緒にいて楽しい。実はちょい年上なんだけど、あまりにも気さくすぎて、こっちが敬語を使うと逆に変なんなる。という勝手な理由でさり気なくタメ口きかせてもらってます。中野君、失礼!

 帰り、電車内を観察していると、ただ乗ってる人って意外と少ないのね。

DS雑誌DSiPod携帯新聞iPod携帯PSP携帯携帯文庫本携帯iPodiPodDS新聞iPod携帯DS雑誌…





 本日18日、19日と、白井、伊藤が九州地方におじゃまします。どうぞ宜しく!

▽10/18(水)FM鹿児島 「Move On!」
※生放送 12時過ぎ出演
▽10/18(水)FM鹿児島 「feel the μZIC DA !」
※生放送 19時頃出演 サテライトstより
▽10/19(木)CROSS FM 「CROSS POWER CAST」
※生放送 12時半頃出演
▽10/19(木)LOVE FM 「Stylish Life」
※生放送 13時過ぎ出演
▽10/19(木)天神FM 「パークサイドカフェ」
※生放送 14時半頃出演
▽10/19(木)FM福岡 「SMASH WAVE」
※生放送 17時過ぎ出演

20061015

ありがとう、など@渋谷AX

  清々しい。

 ファンのみんなと、スタッフと、メンバーと、友達と、みんな居ると思うと嬉しくてね。あたりまえだけど、一曲一曲丁寧に心を込めて演奏したつもりです。
 マンスリーとは言えツアーなので、詳しい内容は言わないでおきますが、『ありがとう』も『など』もバッチリ伝わったと確信した!ホント楽しかったよ〜、珍しく細かいとこまであまり覚えてないし。都合が悪いとこから積極的に消去!結果、「色々あったけど、楽しかった〜」っていう軽い気持ちと、充実感でいっぱいです。AXにおいてはね。とにかくみんなが全開で笑ってくれたから最高です!
 まだ名古屋、大阪って続くし、その間にもライブはあるし、さらに良いもの目指して頑張ります。引き続き宜しく。
 そうそう、AXで発表したんだけど、来年1月7日に恵比寿のリキッドルームで追加公演やりますよ!

 あ〜、昨日は良い酒飲んだな〜、朝まで余裕だったよ。
 そして今日はようやく『ゲド戦記』。

20061014

恐怖の大魔王

 俺の車にもついにETCを搭載した!エレクトロニック・トゥール・コレクション・スィステム!カードだけさっさと作ったものの、車載機を付けるタイミングを失っていたので、本日出掛けたついでに付けてしまいました。
 エンジンをかけると『カードガ、ソウニュウサレテイマセン』とか言いやがる。これこれ。い〜ね〜。あいにくそこから家までは、まったく有料道路を使う必要がないので、まだゲート通過時のドキドキは味わっていません。

 なんか新しい道具を買うと、その値段や価値に関わらず興奮する。先日は、カッターとアロンアルファを買った。片や切り離す為、片やくっつける為。この相反する二つを同時に購入するなんて!これよくよく考えると何がしたいんだかわからない。で、こんな事が日々の活力になるよね。そんなことない?
 明日は渋谷AXで5周年記念ライブ!俺の愛する『道具』達をおおいに使いまくります。バシッと決めちゃうよ〜。

 あ、そういえば数ヶ月ぶりに気合いを入れて洗車をしたら、二日後に天から恐怖の大魔王が降臨しました。こんな事が日々のテンションを下げるよね。
 明日は渋谷AXで5周年記念ライブ!がんばろ〜!

追伸:タイトルに『湯煙温泉』は確かに効果がありました。

20061012

湯煙温泉スペシャル〜感動の再会〜

 今日も後藤がウシ子連れでやってきました。ウシ子は今日も閉まってる部屋の方に入りたがっています。
 後藤が何しに来たかと言うと、ワンマンで演奏するある曲のギターパートの確認。という非常にレアな事をしに。レコーディングやライブアレンジにおけるギターパートの打ち合わせなんて、ホント数えるくらいしかした事ないのに。ワンマンのリハも残すところあと1回なんで、ちゃんと決めますか、と。まぁでもそんな堅苦しいものではなく、わざわざリズムとバッキングを録音してみたり、余計な事を入れても15分くらいで終わり。
 その後は来た"ついで"に、作りかけのデモ曲をブラッシュアップ。そのついでが3時間くらい…。

 写真でイトシュンが持ってる四角形のヤツなんだかわかる?これね、2002年のツアーで訪れたZepp Osakaでのライブの後、そのままお客さんにも会場に残ってもらって、そこで3rdシングル『さらば』のPVを撮影しましてん。曲の後半で猛烈に銀色の紙吹雪が舞う演出があるんだけど、それ
 撮影後、エフェクターボードや、シンセの鍵盤と鍵盤の間、アコギの穴ん中、バスドラの中、などなどあらゆる所にこの紙吹雪が入り込みました。苦労して徹底的に排除したつもりだったんだけど、この前のリハの時、またシンセのケースから出てきました。数日後、まさかと思ってアコギを逆さまにして振ってみましたら…出てきました。2片。っていうかそんな事はこの4年の間何度もしたはずなのに!どこに隠れてたんでしょう。

 でもちょっと嬉しかった。またいつか会おう。




お詫び:今回『湯煙温泉』は関係ありません。前回このタイトルで爆発的にアクセス数が伸びたもんで…つい。

20061010

湯煙温泉スペシャル

 7日、8日と、学祭で演奏するため秋田に行ってきました。残念ながらスケジュールの都合で当日入りを余儀なくされたイトシュンを除いて、残りのメンバー+スタッフで秋田に前乗り。しかも今回は温泉宿に一泊という、いままでありそうでなかったパターン。
 途中、高速道路が事故か何かで突如通行止めになり、迂回路を通って多少ロスしたものの何とか夕食前に到着。着くやいなや早速温泉へゴー。
 さっぱりしたところで夕食はもちろんきりたんぽ!あきたこまちの新米で作ったきりたんぽは美味かった〜。最初は出て来る料理がことごとく美味くて一同盛り上がってたんだけど、何しろどんどん出て来る。メインディッシュ的なものが三つくらい出て来て、エ〜!まだ来んの?この後お口直し的なものもありま〜す。ってさすがにみんな萎えて来た。美味いけど!確かに美味いけど!みんなもう若干苦しみだしてる。一品一品が美味かっただけに逆に悔しさの残る感じで食事は終わった。
 部屋に戻り(もちろん全員で大部屋)、ぼーっと1時間くらいテレビを見る。なんか衝撃映像特集みたいなヤツ。いつの間にかそれなりに真剣に見入っていて、みんなで一喜一憂。飽きて来たところでもう一度温泉に入り、部屋に戻って来て軽く晩酌。
 最終的には、間もなく全員30代に突入しようという男ばっかり7人で、300円の有料放送(エロ)をワーワー言いながら観賞すると言う修学旅行的な盛り上がりを見せ、時間切れで画面が砂嵐になったところであからさまにテンションはダウン。そのまま消灯。夜12時にはもう誰かがいびきかいてました。

 翌朝7時、あちこちの携帯から一斉に色んな曲が流れるもんで、朝からオモシロい目覚め。出発は10時だったんだけど、朝食が7時半までだったので、みんな渋々起きて飯を食う。そしてまた温泉。そしてまた寝る。こんなに満喫していいのか?
 出発の直前、TVで『世界ウルルン滞在記』がやっていた。ロビーの喫茶店で珈琲を飲みながら、まだ一度も観た事ないエンディングを観てから出発しようと待っていると、流れたきたのは女性の歌声。再放送だった様です。

 秋田経済法科大学・秋田栄養短期大学の高杉祭。学校でイトシュンと合流し、「俺たちはたっぷり休ませてもらったから、後はまかせろ」と、と白井。くつろいだ分最高の演奏をする義務があるから、安心して乗っかってくれと。これでライブがグダグダだったらホント最低の結末だから。ただ肌がツルツルになっただけ。

 学内にある古田記念講堂という所でのライブだったんだけど、コレがまた立派な講堂で。コレを学校の行事だけで使うんだとしたら、大学と言う所は羨ましいくらい贅沢な環境ですな。

 ライブはお客さんも沢山集まってくれて、よく見る顔もちらほら。みんなありがとう、など!この日はなぜかとても歌いやすく、個人的には最近のライブの中では一番良い歌が歌えた!コーラスパートだけど。一つ残念だったのは、電源の関係で、ギターアンプに照明のノイズが乗っかっちゃって、特定の照明が着くたびに『ジーーーーーーー』。まいったね〜。コレは仕方ない事とは言え、失礼しました。

 さあこれでワンマン前のライブは終わり。あと数回リハやったらAXです。ってもう今週末か〜。

・この旅のハイライトシーン
 サービスエリアで食事休憩の際、平田さんが『かき揚げそば』のサイドメニューに『焼きそば』を頼んだ。驚きのそば&そば!

20061006

なんか色々すっきり

 夕方頃後藤が家にきた。withウシ子。作った曲のデモを録りに来たのだ。今年はパソコンと周辺機器をそろえてDTMに対する意欲を燃やしていた後藤だが、色々試行錯誤した結果、面倒クサい打ち込みやなんかは人に任せると言う結論に達したようだ。まぁ俺も楽しいから一向にかまわないんだけど。
 3時間程でサクッと形になり、俺と後藤の歌だけで12トラックも使ったある意味レアなデモ音源が完成。ウシ子を膝に抱き、歌を録る後藤の姿はぜひお伝えしなければならないと思ったので、写真を撮っておいた。メンバーの俺から見ても、ギターを弾かせれば結構凄いヤツなんだが…。

 その後、予約していたオーバードライブ(Om Laboratories "Sahasrara Overdrive")を試奏しに、恵比寿のサイケデリズムに行った。するとそこで、佐橋さんと再会!そもそもこのサイケデリズムは佐橋さんに紹介して頂いたのだ。うわ〜、ご無沙汰してます!ワイワイと懐かしんでいると、ふと佐橋さんが身近に感じてしまう。日本屈指のギタリストであり、アレンジャー。本来雲の上の存在で、憧れの対象のはずなんだけど、俺たちの楽曲をプロデュースして頂いた縁で、こうして気楽にお話をする事が出来る。佐橋さんがそういうオーラを放ってくれているから、甘えられるんだけど。佐橋さんもプラスのオーラの持ち主に違いない。すっかりリラックスしてしまいました。
 
 そして肝心なオーバードライブの試奏。試奏しなくても、前評判だけでほぼ買う事は決めてたんだけど、一応自分のギターを持って来たんで音を出して見る。ハイ、いい!完全に購入決定だけどもうちょっと弾いてみる。ウン、いい!ついでに後藤にも弾いてもらう。やっぱりいいわ。下さい。

 ついでにギターの調子悪いとこも交換してもらい、さらに断線してたアコギのプリアンプも修理してもらっちゃいました。断線に関しては、「あの〜、ココなんですけど、一カ所だけハンダ付けしてもらえます?」みたいな、「それくらい自分でやれよ!」と言うようなホント軽傷すぎて失礼なお願いでしたけど、心良く直してくれました。ありがとうございま〜す!明日のリハで早速使ってみます。

 機材に関してもやもやしてた部分が7割方解消。後はアンプだな。

20061004

『大感謝祭〜キンモクセイのPV、など〜』発売。

 最近はその日のリハも、ICレコーダーで録音してすぐさまノートパソコンに取り込み、帰る時にはiPodの中に。MDやカセット時代はダビングしてる間待ってなきゃいけなかったんですが、便利な時代だこと。
 昨日はリハの後、14日発売のシングル『さよならの表情』のPVのオフラインチェック(仮編集版を観て、ここをもっとあーしたいとか色々言って直したりとかしてもらう為の、要はまぁそのまんま「チェック」ってことです)。それも駐車場で。当たり前のようにノートパソコンでDVDが観れるので、映像のチェックくらいなら何処でもできるんですね。うん、ハートウォーミングな作品になりました。子役の女の子の好演が光ります。しかしそれに比べてキンモクセイ、楽器を持ってないとダメですね〜。固い固い。でも演奏シーンはやっぱりいい顔してる気がするよ。

 で、本日はキンモクセイ初の映像作品『大感謝祭〜キンモクセイのPV、など〜』の発売日。全シングルのPV、TVスポット、PVのメイキング映像、おまけのライブ映像などが収録されてます。PVの裏では副音声もやってます。いや〜、不思議な事に、過去の作品の方が撮影時の思い出とか鮮明に残ってるんだよね。いや、最近のもちゃんと思い入れはあるけどね。
 シングル全部入ってるってことで、ベスト盤のつもりで初めての人にも聴いてほしい!

20061003

ワールドミュージック

 ハリと服がニアミスしました。キャラ同様、薄い方が俺。ってコラ!

 と言うわけで今日からワンマンライブの本格的なリハが始まりました。初日と言う事で、気合い入れてみっちり9時間!途中で疲れ来て、そろそろ誰かが「今日はコレくらいにして帰ろう」って言い出すだろうと思ったら、意外とみんな頑張りやで。俺も「帰りたいなんてちっとも思ってないぜ!」という感じで頑張りまして。一番時間がかかるだろうと思われていたブロックが初日にして完成してしまいました。

 メジャーデビューからたかだか5年と言えども、それなりに積み上げて来たものはあるようで。今日の俺たちはなかなかヤル男達でしたよ。

 余談ですが、9時間も居座ってますと、隣のスタジオなんかは人が入れ替わってたりします。最初はちらっと覗いたら和太鼓のサークルみたいな方々がドンドコやってまして、まさに日本の祭!ふんどし!といった様子。帰りに、機材を撤収してる時に覗いたら今度はスチールドラムのサークルになってまして、そこは日本から一気にカリブ!常夏のスタジオになっていた。それにしても極端だろ。

20061002

道をあけなさい

  最近の出来事をメモっておきます。
 9月28日、PV撮影。まずはロケ。港北ニュータウンの辺りでストーリー部分を撮る。子役の8歳の女の子が、母親と再会するシーンでマジ泣き。迫真の演技にビビる30歳。周りには子連れの奥様方が沢山いたけど、見て見ぬフリなのかマジなのか、どうやらとても無関心。
 スタジオに移動して演奏シーンの撮影。5年前にデビュー曲『僕の行方』のPVを撮影したスタジオだった。監督は女性。ハートウォーミングな映像になりそう。撮影は滞りなく終了。

 29日、HEAVEN"S ROCK Saitama Shintoshin VJ-03でNack5主催のライブ。対バンはグラカラ、えちうら、オープニングアクトにthe soulというわけで、楽屋も気楽で楽しい。白井がベースを家に忘れて来るという前代未聞の珍事件を起こす。リハ、本番ともに、えちうらのベースを拝借。俺からもありがとう!

 空き時間はイトシュンとジョン・レノン・ミュージアムに行ってきました。一度行った事があると言ってもオープン当初だったので、かれこれ6年ぶりくらいだ。ミュージアムを新鮮に見て回るには充分な年月が過ぎていました。1時間半程かけてじっくりとジョンの人生を追体験。意外にも出て来て一番印象に残ってるのはオノ・ヨーコさんの言葉。

『道をあけなさい 風のために』

『呼吸をしなさい』

『地球の回る音を感じなさい』

 ジョンとヨーコにすっかり影響を受けてそのままライブ。アンプもギターも好きな音がした。観に来てくれた方々ありがとう、など。アンコール出来なくて御免。
 帰りに北与野駅のガード下でプチ打ち上げ。後藤が空き時間に目を付けていた物件。



 10月1日、10年ぶりくらいにプラネタリウムを観に行った。ずっと行きたいと思いつつ、なかなか機会がなかったので期待に胸膨らませて、深くリクライニング出来るプラネタリウムならではのシートに腰掛ける。

 嗚呼、凄く寝心地が良かった。