20060904

"B"

 昨日の記事で、『鍵盤を弾きながら歌う人好きだな〜』なんつー事を書きましたが、今日はその中でも最も尊敬するアーティストの一人、阿部義晴さんのワークショップに参加してきました。4年かけて作り上げたアルバム『四ツ葉の森(上)』を教材にした作詞講座。2月に発売したこのアルバムを買いそびれていたところにこのワークショップの事を知り、CDが買える上に御本人の作詞講座まで受けられるなんて!と飛びついた。精神的にでも師匠と呼べる存在が欲しいというのもあった。

 会場は、世田谷区池尻にある『IID 世田谷ものつくり学校』。廃校になった旧池尻中学校を利用して、クリエーター達のコミュニティの場として様々な活動が行われている。(詳しくはこちらhttp://r-school.net/index.shtml
 学校もちょっとした改装でこうもオシャレになるかね〜、と。あの雰囲気を残しつつ、活かしつつ、素敵な校舎内。

 今回授業を受けたのは、ほぼ当時のままのザ・教室。冷暖房完備という点以外は俺が通っていた中学校と何ら変わらない。そして誰もが思い浮かべる、一番ベタなタイプの机と椅子に座る。うわ〜、マジ授業だよコレ。色んな意味で緊張するわ〜。
 そこへ我が青春、憧れの阿部義晴先生が登場。軽いジョークを交えつつ軽やかに。本物だ。用意してあったおそらく自前のFender Rhodes(MARK1 STAGE PIANO)で「起立!礼!着席!」。そして出席をとり、おそらく学生時代は遠い過去って感じの年代が多かったので(失礼!ってか俺も含めね)、こんなのも嬉しい。

 そして前述のアルバムを題材に、歌詞についてたっぷり語って頂いた。首が取れる程頷きたくなるポイント多数!気づくと「ウ〜ン」と声が漏れる。
 そのあと実際にテーマ(今回は『冥王星』)に沿ってみんなでキーワードを出していき、それをワンコーラス分の歌詞へと組み上げていった。とにかく流れを止めずにどんどんディスカッションしていくというのが大事だと。とにかく、書く、発する。手と思考をストップしない事だと。
 授業の後半では、『Let It Be』のメロディーに乗せて『学校』というテーマで作詞の実践。40人程のクラスを3班に分け、1班からAメロ前半、Aメロ後半、サビというように振り分け、前後の流れはいっさい無視して良いと言う乱暴なルールで開始。
 俺は「男」という理由で1班のリーダーに任命され、議事を進行するはめに。10人程で机を向かい合わせて、あーだこーだと意見を出し合う。うわ、マジコレ学校だな。しかも楽しいし。そして30分程かけてみんなの案を結集し。4小節の歌詞を作り上げた。最後にに3班の歌詞を合体し、阿部さんの伴奏でみんなで歌ってみる。高校卒業以来、コレだけの人数で一体感や達成感を感じるような体験はもう出来ないだろうと思っていたけど、今日出来た。こんな日にそれはやってきた。(ライブにおいて会場との一体感というのはある事はあるが、今回のように全体の1パーツとしてというのがまたたまらなくいいのだ。)

 授業終了後は、校舎内にあるカフェでパーティーというか打ち上げ。同じく一人参加の人たちが話しかけてくれたり、同じ班だった人たちと普通にお酒を楽しんだ(しかし通称「リーダー」になってしまい、そこには大分違和感が…)。これも今となってはなかなか機会のない貴重な時間。話の流れ上、何人かにはキンモクセイというバンドをやっていると話した。あげく持って来たCD(13月のバラード)を阿部さんに渡す為に協力してもらった。俺はシャイなのだ。ファン過ぎて本気で緊張していたのだ。ありがとう!あの二人!
 ライブまで聴けてナイスなイベントだった。昔から相変わらずのサービス精神には脱帽ものです。
 
 大先輩を分析するようで恐縮だがまとめさせてもらうと、阿部さんの枠にはまらない考え方は、「己を知ってる」からだと思った。コレがないと外し様がない。「みんながいて初めて自分が阿部義晴になる」「認知されて初めて個性」なのだと。「海だ」と言う人がいるからそれは海なのであって、何もいなければそれは何でもない。という事らしい。フ〜ム。もっと日々何かを感じ取らねば!
 我が道を行くだけでなく、周囲の状況もちゃんと理解している上での大人な遊び心。素敵だ。

6 Comments:

At 9/04/2006 6:08 AM, Anonymous 姉じゃ said...

うわぁ~っ、こんな素晴らしいワークショップがあったなんて、全然知りませんでした。

私もユニコーンの中では断然阿部さん派で、2月に今年不惑を迎えるアーティスト達が集って行なわれたライヴで、生の阿部さんを初めて観て、そのエンターテイナーっぷりにすっかりやられてしまいました。

タイトルの"B"は、もちろん阿部Bの"B"ですよね。

 
At 9/04/2006 11:12 AM, Anonymous melody said...

佐々木リーダー、おはようございます(笑)。

ライブ続きで大変なのに、更にお勉強に行かれるとは!実習部門で"ブレーンストーミング"の手法で歌詞を組み上げて行ったと言う辺りが、普通の企業研修みたいでとても興味深かったです。

受講の成果、楽しみにしております♪良い歌詞書いて下さいね~♪

 
At 9/04/2006 1:44 PM, Anonymous Rei* said...

阿部Bサン・・・だったんですね!!
そんな、憧れの人と、そんなに触れ合えるなんて!素敵!
さぞ、楽しかったでしょうね^o^
「13月のバラード」、どんな風に感じただろう。。。聞いてみたいなぁ。

 
At 9/05/2006 11:49 PM, Anonymous ビ~ルおいしいね said...

黒板と机・・・見ただけで緊張しますね。
日直は、いなかったみたいですね?!

ドキドキ感が新鮮でなんだか、うらやましいな~!

 
At 9/05/2006 11:54 PM, Anonymous むぅ said...

阿部Bさんとばっちりツーショット写真も撮れて、良かったですね。ワークショップに普通に参加されてて、素敵ですね!自分にとって、色んな意味で今回のブログはとても興味深く、半分ドキドキしながら読ませて頂きました。楽しいお話ありがとうございます。

 
At 9/11/2006 8:15 PM, Anonymous 岡の子 said...

わ~~~っ!阿部Bと2ショットなんていいな!いいな!!

昔大好きだったユニコーンメンバーと、今大好きのキンモクメンバーが並んで写真を撮るなんて事、夢にも思いませんでした。
時の流れって、なんかすごいですね!

しかも阿部B、ちっとも年食ってないし!良くんも嬉しそう♪

いい体験ができて良かったですね!

 

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